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DM喫茶 あまやどり

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三つ巴の壁~第2編~

前回の『三つ巴の壁~第1編~』から先にご覧ください。


ブロックしたときの強さは《ブラッディ・イヤリング》がもっとも高パワーですが、それは当然《ブラッディ・イヤリング》に「デメリット」がついているからです。
第2編では、「デメリットによる使いやすさの違い」について考えていこうと思います。


《ラ・ウラ・ギガ》、《ブラッディ・イヤリング》、《ウェバリス》の内、『(相手プレイヤーを)攻撃できない』というデメリット以外のデメリットがついているのは《ウェバリス》、《ブラッディイヤリング》です。

まず《ブラッディイヤリング》ですが、『バトルした後墓地に置かれる』というデメリットを持っています。
《ジャックバイパー》《ミハイル》《チョイヤ》などの特別な場合を除き、この効果は『一度しかブロックできない』ということを表していると言ってもいいでしょう。
折角の高パワーをもっているのに、一度しかブロックできないのです。
そうであれば、是非とも相打ち以上=パワー4000以上のアタッカーをブロックしたいですよね?


もし、此方の場に《ブラッディイヤリング》、相手の場に《エルジージョ》《ブレイズクロー》×3がいたとします。
《エルジージョ》のパワーは4000。破壊できれば相手のマナも破壊でき、是非とも《ブラッディイヤリング》でブロックして相打ちにしたいところです。

ですが、相手が先に《ブレイズクロー》を3体攻撃させにきたとします。
その時、《エルジージョ》と相打ちをとることを考えれば、《ブレイズクロー》の攻撃はスルーします。
その後、《エルジージョ》が攻撃してこなければ、《ブラッディイヤリング》は《ブレイズクロー》を攻撃できませんし、《エルジージョ》は無傷。此方には、盾に傷がついてしまいます。
折角《ブレイズクロー》をブロックできたチャンスを、見す見す逃してしまうことになるのです。


このように、《ブラッディイヤリング》は『ブロックするタイミングが一度しかないため、低パワーを投げられるとブロックしづらい』のです。
低パワークリーチャー(この場合は《ブレイズクロー》)を投げられると、4000というパワーを持ちながら、1000と相打ち。非常に勿体無いことになってしまうのです。
《ブラッディイヤリング》は、ブロックのタイミングが選びづらいのです。



《ウェバリス》は《ブラッディイヤリング》と逆な意味で、タイミングが選びづらいのです。
1マナ3000という高パワーですが、スルーすると破壊されてしまいます。

此方の場に《ウェバリス》、相手の場に《ブレイズクロー》、《エグゼドライブ》がいれば、2体のアタックは1体では防ぎようがありません。
どうせ盾がブレイクされて《ウェバリス》が破壊されてしまうのならば、《エグゼドライブ》と相打ちを取りたい所です。

ですが、相手が《ブレイズクロー》から攻撃して来た場合、スルーしてしまえば破壊されてしまうので、ブロックします。
その後の《エグゼドライブ》の攻撃で盾がブレイクされ、《ウェバリス》が破壊されてしまいます。
《エグゼドライブ》をブロックできていれば相手の場には《ブレイズクロー》が残っていたのに、やむを得なく《ブレイズクロー》をブロックしたため、相手の場には《エグゼドライブ》が残ります。


低パワーを投げられれば、《ウェバリス》はブロックするしかありません。やはり《ブラッディイヤリング》同様、タイミングが選びづらいのです。



その点、《ラ・ウラ・ギガ》は、《ウェバリス》《ブラッディイヤリング》のようなパワーを持たない代わりに、タイミングが非常に選びやすいのです。

《ブレイスクロー》で攻撃されても、
「スルーして盾から手札を増やす」→「次のターン《ラ・ウラ・ギガ》で《ブレイズクロー》を仕留める」
というように、幅広い戦略が取れます。

因みに、《ブレイズクロー》×2に攻撃された時、片方をブロック、もう片方を次のターンに攻撃、というように、2体とも仕留められるのです。
これも《ウェバリス》、《ブラッディイヤリング》には無い点です。


タイミングを選べる柔軟性は、《ラ・ウラ・ギガ》>《ブラッディイヤリング》=《ウェバリス》となります。








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